絵本『ちょきちょきブロッコリーさん』を5歳と読んだ感想

小さな子向け

こんにちは!

運営の「ほごしゃん」です!

このブログでは、年間500冊以上絵本を読んでいる幼児・ゆん(5歳)が、実際に読んだ本の感想や疑問をご紹介しています!

ゆん
ゆん

よろしくね!

今回ご紹介するのは、

ふくだ じゅんこさんの『ちょきちょきブロッコリーさん』(PHP研究所)です!

出典:絵本ナビ

見るからにファンキーなブロッコリーさんは、野菜たちの中でも信頼のおける床屋さんなのだそう。

確かに、ポピュラーな野菜の中では前衛的なヘアスタイル(?)ですよね。

なすびくんの髪型は、一体どうなってゆくのか……!

絵本『ちょきちょきブロッコリーさん』のあらすじ

かみがたを変えたいなすびくんは、ブロッコリーさんのところへ行きました。ブロッコリーさんはとこやさん。かみのことなら、なんでもひきうけてくれるのです。

お店にはいると、すでにお客さんが待っていました。一番最初は、とうもろこしくん。「かっこいいかみがたをおねがいします」と言うと、ブロッコリーさんはもしゃもしゃの頭の中からドライヤーを取りだし、とうもろこしくんのかみを、くりりんあたまに仕上げました。

つぎは、いろじろはくさいちゃん。「おひめさまみたいにしてちょうだい!」と言うと、ブロッコリーさんはカーラーと金のえのぐを取りだし、きらきらまぶしいおひめさまみたいなかみがたに仕上げました。

そして、いよいよなすびくんの番になりました。「ぼくもかみがたをかえたいんです」と言うと、ブロッコリーさんはさっそくなすびくんのかみを切ろうとしましたが、なすびくんのかみがかたくて、全然切れません。そこで……?

引用元:絵本ナビ

主人公のなすびくんは、雑誌で見かけたかっこいいヘアスタイルを見て「髪型を変えたい!」と思い立ちます。

自分たちの硬い髪(ヘタ)の宿命に、なすびくんママは「無駄無駄」状態。

でもなすびくんパパが「ブロッコリーさんならあるいは……!」的な打開策を提示してくれます。

諦めたらそこで試合終了ですもんね!

しかし、初っ端からブロッコリーさんの信頼の厚さと、床屋としての腕前を見せつけられます。

絵本『ちょきちょきブロッコリーさん』を選んだ理由

『ちょきちょきッブロッコリーさん』は、図書館で出会った本です。

オススメ絵本コーナーに並べられたブロッコリーさんが、こちらを見ていました。

目があったブロッコリーさんとゆん。

ブロッコリーさん
ブロッコリーさん

「けっしてがっかりは させませんぞ!」

と言われた気が……したかどうかはわかりませんが、

ゆん
ゆん

見て~~w

ブロッコリーさんだって~www

と、ゆんが選んできました。

ブロッコリーは、ゆんが唯一好んで食べる野菜。

なので2人(?)の間には”目と目で通じ合う”何かがあったのでしょう。

ほごしゃんも「どこかで見た絵だな」とは思っていましたが、作者はふくだじゅんこさん!

とりかえっこ とりかえっこ』や『でんぐり ごろりん』が有名ですね!

どちらもゆんが、今より小さい時に読んだ絵本でした。

絵本『ちょきちょきブロッコリーさん』を読んだ5歳の感想と疑問。

人気の床屋・ブロッコリーさんのお店には、なすびくんを含めて複数のお客さん(野菜・果物)たちが。

ブロッコリーさんはアフロ?から取り出したアイテムで、次々と要望に応えていきます。

ゆんのお気に入りは、お姫様になりたいはくさいちゃん。

なんとブロッコリーさんは、絵の具でその要望に立ち向かいます。

ゆん
ゆん

かわいい~!

キラキラになって上機嫌のはくさいちゃんに、ほごしゃんは「それでいいのか?!」と思ってしまいましたが、野菜たちのルールは私たちのあずかり知らぬところ。

満足してもらえればOKなのでしょう。

それからゆんは、江戸っ子のような口調のだいこんさんにも大喜び。

だいこんさん
だいこんさん

「あばよ ぼっちゃん!」

なんて、柳沢慎吾の声で再生されちゃいます。

そしてクライマックス、ブロッコリーさんの奥義がさく裂するシーンでは

ゆん
ゆん

チョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキ~!!

と、一緒に読んで大盛り上がりしました。(ここ、読み手の技量が試されます笑)

なすびくんのビフォーアフターはまさに劇的!

始めは反対していたなすびくんママも、

ナスママ
ナスママ

わたしもブロッコリーさんにおねがいしようかしら

と言い出す始末。

さすがブロッコリーさん、頼りになります。

そして他人がどう言おうと、なすびくんのように自分の「すき」や「憧れ」を求め・貫く姿勢は、周囲まで変える力があるのでしょうね。

まとめ

『ちょきちょきブロッコリーさん』は、自意識や言葉のはっきりしてきた3歳ごろからお勧めできます。

もちろん5歳のゆんも気に入りましたし、絵自体も面白いので、小学校低学年くらいまでは楽しめそうです。

カットをイヤがるお子さんに、事前に見せておくのも良いかもしれません。

(ブロッコリーさんのような秘儀は見られないかもしれませんが笑)

また野菜キライなお子さんや、食育の観点からも面白いでしょう。

そういえばうちも、ゆんに「ナスのヘタの硬さ」を体験させたことがなかったので、今年の夏は一緒に収穫・調理してみたいと思っています。

ぜひみなさんも、ブロッコリーさんの秘儀をその目でごらんください。

余談:

ゆんは髪を「ラプン●ェルみたいに長くしたい!」と、現在肩甲骨くらいまで伸ばしています。

が、寝起きはどちらかというとゴー●ル状態。

ドライヤーも面倒なので、正直はやくユー●”ーンに切ってほしいとか思っちゃってます。

ちなみにほごしゃんはマリリン・マンソンみたいな髪型です。

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